自作パソコン診断サポート ブルースクリーン発生 【サポート事例】
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福井のパソコン修理店、デジタルドック福井日之出店です。
敦賀市からお持ち込みいただいた自作パソコンのブルースクリーン発生と起動不良の事例をご紹介します。今回はサポート事例として、診断に焦点を当てた内容で記述します。
Windows起動時にブルースクリーンが発生、その後Windowsロゴ画面でフリーズ
Windows 10で使用時にアイコンが表示されなくなったため、Windows 11にアップデートされました。その後、BIOSアップデートを実施したところブルースクリーン(BSoD)が発生。お客様自身でマザーボードを交換されたものの、Windowsのロゴ画面でフリーズするようになり、さらにパソコン起動時にCPUの温度エラーが表示されるようになったとのことでした。アイコンが表示されないという症状から、OSのファイル破損などが疑われました。
CPUクーラーの性能劣化とSSDの故障が原因と判明
当店でパソコンを拝見したところ、ご申告の通りOSが起動せず、CPUの温度が高いことを確認しました。
診断の結果、CPUクーラーの性能劣化による冷却不足と、SSDがBootメディアとして認識しないことが判明しました。CPUクーラーは検証用のものと交換することでCPU温度が改善したため、性能劣化と判断。SSDは検証環境で動作検証を行ったところ、15000時間以上使用されており、故障しかけていると判断しました。CPUの冷却不足は動作不安定やブルースクリーンの原因となり、OSがインストールされているSSDの故障は起動自体を不可能にします。
診断内容をお客様にご案内し、CPUクーラーとSSDを交換しWindowsの再インストールをご提案しましたが、今回はお客様ご自身で修理されるとのことで、交換用パーツはご自身でご用意され、診断のみでご返却となりました。
今回の事例でかかった金額
価格 |
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詳細診断料 |
5,980円 |
まとめ
今回の事例では、Windows 11へのアップデート、BIOSアップデート、マザーボード交換という経緯の中で、ブルースクリーン発生、Windowsロゴ画面でのフリーズ、CPU温度エラーという複数の問題が発生していました。診断の結果、CPUクーラーの性能劣化とSSDの故障が原因であることが判明しました。特に自作パソコンは、パーツの相性や組み合わせ、経年劣化など、原因の特定が難しい場合があります。今回の事例のように複数の問題が重なっている場合は、原因の特定はさらに困難になります。デジタルドック福井日之出店では、詳細な診断により原因を特定し、お客様に最適な解決策をご提案しています。パーツ交換だけでなく、原因特定のサポートも行っておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。原因さえ分かればご自身で修理できるという方にも、当店の診断サービスはおすすめです。