パソコンのヒンジを壊さないための使い方

パソコン修理店デジタルドックでは、ノートパソコンのヒンジ部分の修理を多く受け付けています。どんなに丁寧に扱っても壊れるときには壊れますが、仕組みとコツを心得ているだけでぐっと壊れにくくなります。

ノートパソコンのヒンジ部分には、蝶番が取り付けられています。ドアや戸棚の扉などにもついている、日常よく見る開く装置ですね。蝶番は、軸の回転方向には良く動きますが、それ以外の方向へ力を加えると、力は蝶番の取り付け部分に向かいます。

そして、ほとんどのヒンジ部分故障は、蝶番ではなく、蝶番の取り付け部分の破損によるものです。

ドアに見られる蝶番。軸の回転方向によく動くように作られている。

軸の回転方向以外に力を加えると、摺動部分以外に取り付け部分にも大きな力がかかる。

では、そのことを踏まえて、どうすれば長持ちするかを考えてみます。

〇しっかりした場所に置き、液晶と本体の中央を持ってまっすぐ開く

×手に持って開く

×端を持って開く

〇しっかりした場所に置き、液晶の中央を押してまっすぐ閉じる

×手に持って閉じる

×液晶の端を押して閉じる

移動もヒンジ部分に負荷がかかります
〇閉じて運ぶ

▲開いたまま本体部分の中央を持ち、手を添えて運ぶ

×開いたまま本体部分をつまんで運ぶ

××液晶をもって運ぶ

ていねいな扱いを意識し、大切なノートパソコンを長持ちさせましょう。

冒頭に述べた通り、どのように丁寧に扱っていても、壊れるときには壊れます。デジタルドックでは、ノートパソコンのヒンジ修理をたくさん承っております。お気軽にお問い合わせください。

ほかにも、パソコンを長持ちさせるちょっとしたコツをまとめました。

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