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パソコンを長く使うために心掛けていること【パソコン修理コラム】

パソコンは何もしてなくても何をしていても壊れるときには壊れますが、なるだけ壊れないように使う事を心掛けています。

子供のころから山のような量のパソコンを買ってきたスタッフが心掛けていることを列挙します。

目次[非表示]

  1. 1.使う前に手を洗う
  2. 2.食べながら使わない
  3. 3.使った後と、使う前に掃除する。汚れたらその場で対処する。
  4. 4.変な場所で使わない
  5. 5.丁寧に開け閉めを行う
  6. 6.上にモノを置かない
  7. 7.他人に触らせない
  8. 8.作られた意図を理解して使う


使う前に手を洗う

まず、これです。汚れはとにかく消耗を早めます。ノートパソコンの場合であれば手垢などのほんの少しずつではまるで気にならない汚れであっても、少しずつキーボードの隙間から侵入したりしてホコリの付着や酸化を呼びます。油で汚れている手も同じです。パソコンに触る前には手を洗います。お行儀の話のようですが、結構変わってきます。

また、手の酸でアルミボディが腐食する場合もあります。こちらは対処が難しいですね。


食べながら使わない

理由は上とほとんど同じです。きれいに見えても食べると結構飛びます。汚い話ですみませんが結構汚れます。食べながら触っている人のパソコンは見りゃわかるレベルで汚れます。そして壊れやすくなります。また、上から飲み物や食べ物をこぼすリスクがとても高くなります。食べかすが入ることでデスクトップパソコンでは虫が湧いてくるリスクもあります。


使った後と、使う前に掃除する。汚れたらその場で対処する。

毎日使った後と、使う前に拭き掃除をします。眼鏡を拭くようなクロスをパソコンとセットで置いて、使った後と使う前に軽くふくだけです。急いでいて使った後そのままにした、遅刻寸前だったなど、いろんな事で掃除できないことがあるので、使う前と後でどっちもやります。毎回やっていればそれほど汚れません。

また、キーボードやディスプレイなど見える部分にシミやホコリを見つけたら見つけた瞬間に拭きます。放置すると取れなくなります。それが他の汚れを呼び故障を呼ぶことも珍しくありません。手入れにティッシュを使うと細かいホコリに化けて機械の中に入っていくので、クロスを使うのが望ましいです。


変な場所で使わない

布団の中とか、台所のコンロの横とか、トイレとかです。トイレがなんで?と思われるかもしれませんが、気化した芳香剤が機械の中に入り込んで、小さなホコリを呼ぶこともあります。

あとテレビ会議をしながらの移動もやめた方が良いです。結構ドアの開け閉めで落とします。


丁寧に開け閉めを行う

液晶のヒンジ部分の故障はかなり多いです。また、液晶の不具合もヒンジに起因するものがかなり多くあります。丁寧に行うというのは、ゆっくりやるというわけではなく、液晶の蝶番の場所を意識しながらスムーズに回転させるという事です。叩いて閉じたり、直線方向にだけ力を加えるのとでは、ヒンジに対するストレスのかかり方が違います。繰り返すうちに大きな違いになります。

ヒンジについてはとても多いので別にもまとめてみました。

  パソコンのヒンジを壊さないための使い方 パソコン修理店デジタルドックでは、ノートパソコンのヒンジ部分の修理を多く受け付けています。どんなに丁寧に扱っても壊れるときには壊れますが、仕組みとコツを心得ているだけでぐっと壊れにくくなります。 パソコン修理スマホサポート専門店デジタルドック


上にモノを置かない

ノートパソコンのキーボード面には手以外の何も置かないことをお勧めします。ペンや異物を挟み込んで液晶を壊した・・・。パソコン修理店をやっていて多く承る症状の一つです。紙一枚置かない。絶対に何も置かない。そう決めておくだけでこの事故は無くなります。また、シャーペンなどを置くと電気を通す芯のカケラやカスが機械の中に入り込んでしまうという恐ろしいことになります。


他人に触らせない

機械は他人に触らせると壊れるのが早くなります。一人で使う機械よりも共用で使う機械の方が圧倒的に消耗が早いです。おそらく一人一人の癖による力の微妙な加え方、加える方向等が異なることで消耗を早めているのではないでしょうか。


作られた意図を理解して使う

伝えるのが難しいのでたとえ話をします。ドアノブだと、開けるときにはひねる必要がありますが、閉めるときにはそのままガチャンと閉めてしまえば閉まります。丁寧だからと、ドアを閉めるときにドアノブをひねると、ドアノブをひねる機会が2倍になり、ロックの消耗が早くなります。また閉めるときにひねることを意図して設計されていない事も多いので、意図しない力が加わることも考えられます。

パソコンでいえば、キーボードは上からタイプすることを考えて作られているので横方向にこするようには使わない、液晶ディスプレイに指示棒やボールペンを当てない、必要のない再起動はしない等です。

おそらく、機械の好きな人は子供のころから無意識にやっていることが多いのではないでしょうか。とにかく、どんな機械も道具も大事につかって長持ちさせていきたいですね。

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