
パソコンサポート事例 自作パソコン Windows 11へのアップグレードができない デジタルドック甲府飯田店
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山梨県甲府市のパソコン修理店、デジタルドック甲府飯田店です。
自作パソコンでWindows 11へのアップグレードができない事例を紹介します。
近隣エリア(甲府市・南アルプス市・中央市など)でパソコン修理やサポートをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
Windows 11へのアップグレードが進まない症状
山梨県南アルプス市からお持ち込みのお客様より、Windows 11へのアップグレードがうまく進まないとのご相談を受けました。お客様はWindows Updateを試みたものの、アップグレードが開始されない状態でした。
原因の検証と設定変更
調査の結果、セキュアブートが無効になっていることが原因でした。
セキュアブート(Secure Boot)は、起動時に不正なソフトウェアを防ぐ仕組みで、Windows 11では必須条件です。対応にはハードウェアの互換性が必要であり、古い構成では設定できない場合があります。
今回のパソコンは対応可能な構成だったため、システムをMBR(Master Boot Record)からGPT(GUID Partition Table)へ変換し、UEFI設定でセキュアブートを有効化しました。この作業により、Windows 11の要件を満たす状態にしました。
Windows 11へのアップグレード作業
設定変更後、Windows UpdateからWindows 11へのアップグレードを実行しました。アップグレードは正常に完了し、最新環境での動作を確認しました。
今回の事例でかかった金額
価格 | |
|---|---|
Windowsアップデート作業 | 6,600円 |
まとめ
今回は、自作パソコンでWindows 11へのアップグレードができない事例を紹介しました。
Windows 11へのアップグレードには、セキュアブートやUEFI設定などの要件を満たす必要があります。対応できる構成であれば設定変更によりアップグレード可能です。
なお、Windows 10のサポート終了に伴い、非対応の古いパソコンに無理にWindows 11を導入することは非常に危険です。セキュアブートを有効化できない機種では、セキュリティリスクが高まるため、買い替えを検討することを推奨します。
アップグレードでお困りの際は、デジタルドックにご相談ください。

