MSIマザーボード BIOSアップデート 第14世代CPU対応【サポート事例】
目次[非表示]
- 1.お客様の依頼内容・申告症状
- 2.当店の作業内容
- 3.今回の事例でかかった金額
- 4.まとめ
- 5.今回紹介した事例のお店
沖縄県 浦添のパソコン修理店、デジタルドック浦添城間店です。
今回は、MSI製マザーボード MAG H670 TOMAHAWK WIFI DDR4のBIOSアップデート事例をご紹介します。お客様は、最新の第14世代Intel CPUへの換装にともない、BIOSのアップデートを希望されました。
お客様の依頼内容・申告症状
お客様は、INTEL第14世代CPUを組み込む予定のMSI製マザーボードをお持ち込みになりました。BIOSが最新ではないため、第14世代CPUに十分な対応して、動作不安定や最悪の場合CPU自体にダメージを与える可能性があるという情報を入手されていたため、安全に使用できるよう最新のBIOSに更新したいとのご要望でした。
当店の作業内容
お客様のマザーボードは、MSI製のMAG H670 TOMAHAWK WIFI DDR4でした。まず、お客様のマザーボードに検証機材に取り付けBIOSが起動できる状態にしました。
その後、MSIの公式ウェブサイトから、お客様のマザーボードに対応した最新のBIOSファイルをダウンロードしました。このBIOSファイルは、CPU Microcode 0x12Bに対応しており、Intelが発表した第13世代および第14世代Intel Core i7/i9シリーズのCPUで発生していた過剰電圧による不具合を修正しています。
ダウンロードしたBIOSファイルをUSBメモリに書き込み、お客様のマザーボードに接続し、BIOSアップデートを開始しました。アップデート中は、電源を切ったり、再起動したりしないよう、お客様に注意を促しました。
アップデートが完了した後、再度検証機材で動作確認を行い、問題なく起動することを確認しました。
今回の事例でかかった金額
価格 |
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---|---|
BIOS/UEFI アップデートと設定 |
3,300円 |
まとめ
今回の事例では、MSI製マザーボードのBIOSを最新バージョンにアップデートすることで、お客様のPCを最新の第14世代Intel CPUに対応させることができました。
Intelの公式発表によると、第13世代および第14世代Intel Core i7/i9シリーズのCPUの一部製品では、CPUの動作を司るマイクロコードで過大な電圧が流れてしまう不適切な設定があり、これがゲームクラッシュなどの原因となっていました。今回のBIOSアップデートでは、この問題を修正する最新のマイクロコードが適用されています。
これにより、お客様は、より安定したPC環境でゲームを楽しむことができるようになりました。