ゲーミングPC GALLERIA XF SSD故障【修理事例】
京都四条寺町のパソコン修理店、デジタルドック京都店です。今回は、京都市伏見区からお持ち込みいただいたサードウェーブ製ゲーミングPC「GALLERIA XF」の修理事例をご紹介します。誤って電源ケーブルが抜けてしまった後、BIOS画面が表示され、再起動すると画面の信号がない状態になってしまったとのことです。このようなトラブルでお困りの方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
BIOS画面が表示され、再起動後に画面表示がない症状
お客様は、普段ゲームや動画編集などを行うゲーミングPCとしてGALLERIA XFを使用していました。しかし、誤って電源ケーブルが抜けてしまった後、パソコンを起動するとBIOSの画面が表示され、BIOSを終了すると「画面の信号がない」との表示が出て先に進めなくなりました。再起動を繰り返しても同様の状況が続き、使用がままならないとのご相談をいただきました。
SSD交換による修理作業
当店では、まず症状を再現し問題箇所を特定するための詳細な診断を行いました。
その結果、搭載されているSSDが認識されていないことが判明しました。マザーボード側の問題の可能性も考え、検証用の別マザーボードでSSDを確認しましたが、同様に認識されませんでした。これにより、SSD本体の故障が原因であると判断いたしました。
お客様にはSSD交換による修理方法と費用、作業時間をご説明し、ご了承をいただいた上で交換を実施しました。新しいSSD(W.D Blue SN580 Gen4 M.2 500GB)を取り付け、Windowsの再インストールを行った後、動作テストを実施し正常動作を確認しました。これにより、お客様は再び安定してパソコンをご利用いただけるようになりました。
今回の事例でかかった金額
価格 |
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技術料金 |
27,500円 |
交換用SSD W.D Blue SN580 Gen4 M.2 500GB |
6,980円 |
合計 |
34,480円 |
まとめ
今回のケースでは、電源ケーブルの抜けによってSSDが故障し、BIOS画面から先へ進めないという状況でしたが、SSDの交換とWindows再インストールにより、問題を解決することができました。パソコン内部のパーツは精密な部品であり、突然の故障が発生することもあります。こうした場合、専門知識と経験が必要なため、修理を検討している方はぜひ当店へご相談ください。