
【解決】Windows 11でゲームが落ちる・突然再起動する不具合の原因はRGBドライバー?Microsoftが解決策を発表!
2026年8月11日に公開されたWindows 11の更新プログラム(KB5121003)以降、一部の環境で「ゲームが突然終了する」「パソコンが勝手に再起動する」といったトラブルが発生していました。
前回の記事でお伝えしていたこの問題について、Microsoftが原因を特定し、2026年8月26日に解決策を公開しました。
「自分のパソコンも対象かも?」「どうすれば直るの?」という方に向けて、今回の解決内容をパソコン初心者の方にも分かりやすくまとめます。
そもそも原因は何だったの?
当初はWindows Update後に発生する不具合として報告されていましたが、Microsoftの調査により、Windows Updateそのものが原因ではないことが確認されました。
今回の問題は、RGBライティング機能を備えた周辺機器やPC内部のパーツに関連しています。
こうしたデバイスでは、inpoutx64のような名前のドライバーやコードコンポーネントがインストールされる場合があります。
Microsoftによると、このドライバーが有効になっている環境で特定のゲームを起動すると、
- ゲームが応答しなくなる
- ゲームが予告なく終了する
- 「EXCEPTION_ACCESS_VIOLATION」というエラーが表示される
- パソコンが警告なしに再起動する
といった症状が発生することが確認されました。
対象として報告されているゲームには、「ARC Raiders」「MARVEL Tōkon: Fighting Souls」「THE FINALS」などがあります。
Microsoftによる解決方法
Microsoftはこの問題を解決するため、原因となっているinpoutx64ドライバーの読み込みをブロックする仕組みを導入しました。
このブロックによってinpoutx64ドライバーが無効化され、無効化されたことを知らせるメッセージが表示されます。
メッセージが表示された後は、対象のゲームを通常どおり起動できるようになります。
【注意】対象ゲームごとの対応状況
現在この自動解決策が適用されているのは、「ARC Raiders」がインストールされている環境です。
MARVEL Tōkon: Fighting Souls: 今後、順次ブロックの適用対象を拡大予定 THE FINALS: 開発元のEmbark Studiosにより、ゲーム側で問題解決済み
自動的に解決策が適用されます
IT部門などによって管理されていないWindows 11のPCには、この解決策が自動的に適用されます。
Microsoftは、2026年8月26日午後6時(太平洋時間)から配信を開始し、影響を受けるすべてのデバイスに反映されるまで最大24時間かかる場合があると案内しています。
解決策が適用された後は、パソコンの再起動が必要です。
「ドライバーを無効にしました」といったメッセージが表示された場合は、案内に従ってパソコンを再起動しましょう。
なお、企業などでIT部門によって管理されているPCについては、この解決策が自動的には反映されません。
今すぐ自分で対処したい場合(手動での回避策)
【注意】 レジストリの変更はWindowsの起動不全を引き起こすリスクがあります。パソコン操作に慣れていない方は手動操作を避け、自動配信または専門サポートのご利用を強くおすすめします。
Microsoftでは、解決策が適用される前の対処方法として、Windowsの「レジストリ」を変更してinpoutx64ドライバーを一時的に無効にする方法も案内しています。
ただし、レジストリはWindowsの重要な設定を管理しているため、パソコンの操作に慣れていない方にはおすすめしません。
変更する場合は、必ず事前にレジストリをバックアップしてください。
手順
Windowsの検索欄に
regeditと入力し、「レジストリエディター」を開きます。次の場所へ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\inpoutx64右側にある「
Start」をダブルクリックします。「値のデータ」を
4に変更します。レジストリエディターを閉じ、パソコンを再起動します。
※この手順はMicrosoftが公式に案内している回避策です。ドライバーを再度有効にしたい場合は、バックアップから元に戻すか値を元の状態に戻します。
操作に自信がない場合は、無理にレジストリを変更せず、Microsoftから配信される解決策を待つことをおすすめします。
まとめ:順次配信される対応で解決へ
今回のゲームトラブルについて、Microsoftは2026年8月26日付で「解決済み」としています。
原因はWindows Updateそのものではなく、RGBライティング機能を備えた周辺機器やPC内部のパーツで使用されるinpoutx64ドライバーと、特定のゲームとの組み合わせによるものでした。
今回のポイントをまとめると、
- Microsoftが原因を特定し、公式ステータスは「解決済み」になりました
inpoutx64ドライバーをブロックする解決策が自動的に配信されています(※順次対象拡大中)- 解決策が適用された後は、パソコンの再起動が必要です
- レジストリを変更する方法もありますが、初心者の方にはおすすめしません
「まだゲームが落ちる」「パソコンが突然再起動する」「解決策が適用されたか分からない」という場合は、今回の問題以外の原因が関係している可能性もあります。
パソコンの設定変更に不安がある場合は、無理に操作せず、お近くのパソコン修理専門店へご相談ください。



