catch-img

パソコンサポート事例 自作パソコン Windows 11へのアップグレード デジタルドック長野稲里店

目次[非表示]

  1. 1.Windows 11へのアップグレードができない症状
  2. 2.原因の調査と対応方針
  3. 3.MBR形式からGPT形式への変換とWindows 11アップグレード作業
  4. 4.今回の事例でかかった金額
  5. 5.まとめ
  6. 6.今回紹介した事例のお店

長野市のパソコン修理店、デジタルドック長野稲里店です。
自作パソコンのWindows 11へのアップグレード事例を紹介します。

近隣エリア(長野市須坂市千曲市など)でパソコンサポートをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

Windows 11へのアップグレードができない症状

長野市からお持ち込みのお客様より、自作パソコンWindows 11へのアップグレード依頼を承りました。

お客様は、ご自身でハードウェア要件は満たしていることを確認されたものの、Windows 11へのアップグレードを実行できず、お困りでした。

原因の調査と対応方針

調査の結果、システムがMBR形式で構成されて、セキュアブートに対応していないことが判明しました。

実は、Windows 11が登場する前のマザーボードでは、セキュアブートの機能はオプション扱いでした。そのため、システムドライブが古いMBR形式でインストールされているケースは少なくありません。

MBRとは「マスターブートレコード」の略称で、ストレージの管理方法を決める仕組みです。古い形式であるため、最新のWindows 11で必要なUEFIやセキュアブートに対応できません。Windows 11へのアップグレードには、より新しいGPT形式が必要です。そのため、MBRからGPT形式への変換が必須となります。

MBR形式からGPT形式への変換とWindows 11アップグレード作業

データを保持したままMBRからGPTへ変換する作業には、リスクが伴います。安全性を確保するため、まず全データをバックアップしました。

バックアップ完了後、GPT形式への変換を実施し、セキュアブート設定を適切に構成しました。

その後、Windows Updateを実行し、Windows 11へのアップグレードを完了しました。作業後、動作確認を行い、問題なく起動することを確認しました。

今回の事例でかかった金額

価格

Windowsアップデート

6,600円

まとめ

今回のケースでは、ハードウェア要件を満たしていても、システム構成が原因でアップグレードできない状況が発生していました。MBRからGPTへの変換とセキュアブート設定を行うことで、Windows 11への移行が可能となりました。自作パソコンや旧構成のPCで同様の問題が発生している場合、専門店でのをご検討ください。

デジタルドックでは、自作パソコンのサポートやWindowsのアップグレードなど、幅広いお悩みにお応えします。パソコンサポートをお探しの際は、ぜひデジタルドックにご相談ください。

今回紹介した事例のお店

価格は作業当時のものです。現在とは価格が異なる場合がございますので、店舗にてご確認をお願いいたします。
この事例の作業は、全国のデジタルドックにて受け付けています。
各店舗までお気軽にお問い合わせください。

デジタルドック店舗一覧

人気記事ランキング

カテゴリ一覧

タグ一覧