
データ復旧事例 WD製ポータブルHDD 落下させてしまい、認識しない デジタルドック浦添城間店
沖縄県 浦添のパソコン修理店、デジタルドック浦添城間店です。
落下後に認識しなくなった、WD製ポータブルHDDのデータ復旧事例を紹介します。
落下後に認識しないポータブルHDD
沖縄県与那原町からお持ち込みのお客様より、WD製ポータブルHDD 3TB「WDBU6Y0030BBK-WESN」を誤って落下させ、その後パソコンで認識しなくなったと相談がありました。保存されていたデータは業務資料や写真、動画など重要な内容であり、復旧の依頼をいただきました。
専門工場での検証とデータ復旧
当店での初期診断後、専門工場にて詳細な検証を実施しました。
分解し、内部構造を確認したところ、スピンドルモータの故障を含む重度の物理障害が判明しました。
この障害は、プラッタ(磁気ディスク。データを記録する円盤部分)の回転機構に直接影響するため、通常のソフトウェアや簡易ツールでは復旧できない状態でした。そのため、専用機材でプラッタからデータを抽出しました。
復旧できたデータは動画、画像、文書ファイルなど多岐にわたり、復旧率は99%という高い結果を達成しました。抽出したデータは新しいポータブルHDDへ移行し、動作確認後にお客様へ返却いたしました。
今回の事例でかかった金額
価格 | |
|---|---|
詳細診断料 | 5,980円 |
データ復旧サービス 作業料 | 154,000円 |
合計 | 159,980円 |
まとめ
今回は、落下後に認識しなくなった、WD製ポータブルHDDのデータ復旧事例を紹介しました。
落下による物理障害で159,980円の作業料となりましたが、99%という高い復旧率で大切なデータをお渡しできました。
落下による物理障害は、個人での対応が難しく、専門的な設備と技術が必要です。認識しないHDDでも、適切な手順を踏めば高い復旧率を実現できます。大切なデータを守るため、異常を感じた際は早めのご相談をおすすめいたします。

