パソコンサポート事例 デスクトップパソコン CPU温度が高い デジタルドック中野サンモール店

中野区のパソコン修理店、デジタルドック中野サンモール店です。CPU温度の異常に関する診断と冷却対策を行った事例をご紹介します。

CPU温度が高くなる症状でご相談いただいた事例

東京都練馬区からご来店いただいたお客様より、パソコン内部のクリーニングについてご相談がありました。使用されていた製品はパソコンショップSEVENのBTOパソコンで、CPUにはCore i7-13700Fが搭載されていました。

CPU温度が高い状態が続いていたため、事前にBIOSの更新を試されたそうです。更新されたBIOSは、温度上昇に関する不具合に対応したバージョンでしたが、改善が見られなかったとのことでした。クリーニングのご依頼を受けた際、当店からハードウェアの検証も併せて行うことをご提案し、診断を実施しました。

ケース内部のクリーニングとハードウェア診断

まず、ケース内部に蓄積されたホコリを強力なエアーで除去し、表面の汚れも丁寧にクリーニングしました。内部の状態を確認したところ、基板やファンに目立った損傷や異常は見られませんでした。

続いて、ハードウェア検証を実施し、各パーツの動作状況を確認しました。検証では異常は検出されませんでしたが、CPUの負荷テストの際、温度が高くなる傾向が見られました。

搭載されていたCPUクーラー

CPUクーラーの交換による冷却性能の改善

高温状態の原因として、搭載されていたCPUクーラーの冷却性能が不足している可能性が考えられました。そこで、より高性能な空冷タイプのCPUクーラー「ID-COOLING FROZN A410 SE」への交換を提案し、作業を実施しました。

交換後に再度負荷テストを行ったところ、CPU温度の安定が確認されました。冷却性能の向上により、安心してご使用いただける状態となりました。

交換に使用したCPUクーラー「ID-COOLING FROZN A410 SE」

今回の事例でかかった金額

お客様はデジタルケアサービスに加入されていたため、料金の値引きが適用されました。サポートサービスの料金値引きや、無料での使い方相談サービスを提供するお得なサブスクリプションサービスです。

まとめ

今回は、CPU温度の異常に関する診断と冷却対策を行った事例をご紹介しました。CPU温度の異常は、パソコンの安定動作に大きく影響します。インテル第13世代・14世代CPUに存在する電圧変動の問題が関連している場合があります。BIOS更新後も改善されない場合は、冷却パーツの性能や内部の汚れが原因となっている可能性があります。

デジタルドックでは、クリーニングと診断を組み合わせることで、根本的な原因を特定し、適切な対策を講じることが可能です。同様の症状でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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