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パソコンサポート事例 グラフィックボード 動作中の温度が高い デジタルドック富士青葉店

目次[非表示]

  1. 1.究極のビデオカード『NVIDIA TITAN RTX』の熱対策メンテナンス
  2. 2.分解調査とサーマルパッドの厚み計測
  3. 3.グリス再塗布とサーマルパッド交換による冷却性能の回復
  4. 4.今回の事例でかかった金額
  5. 5.まとめ
  6. 6.今回紹介した事例のお店

静岡県富士市のパソコン修理店、デジタルドック富士青葉店です。
グラフィックボードの動作温度上昇に伴うメンテナンス事例を紹介します。
近隣エリア(富士市富士宮市沼津市など)でパソコン修理・サポートをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

究極のビデオカード『NVIDIA TITAN RTX』の熱対策メンテナンス

静岡県富士市のお客様より、グラフィックボード「NVIDIA TITAN RTX」をお持ち込みいただきました。

NVIDIA TITAN RTXは、Turingアーキテクチャを採用したフラグシップモデルです。24GBという大容量のGDDR6メモリを搭載しており、クリエイティブワークやAI開発、ハイエンドゲームにおいて無類の強さを誇ります。その希少性と性能から「究極のビデオカード」とも称される逸品です。

黄金に輝く外装が特徴的なTITAN RTX。専用の化粧箱も保管されており、大切に使用されていることが分かります。
黄金に輝く外装が特徴的なTITAN RTX。専用の化粧箱も保管されており、大切に使用されていることが分かります。

お悩みとして、動作中の温度が異常に高くなっている点を挙げられました。内部の熱伝導グリスの硬化やサーマルパッドの劣化が疑われたため、これらを一新するメンテナンスをご提案いたしました。

分解調査とサーマルパッドの厚み計測

今回の作業は、お客様がご自身でサーマルパッドを選定・用意される形での進行となりました。

基板の構造やチップの高さによって、適切なパッドの厚みはコンマ数ミリ単位で異なります。誤った厚さを選択すると、冷却不足や基板の歪みを招くため、慎重な分解と計測が求められます。

分解後の内部構造です。長年の使用により、元のグリスやパッドが変質している様子が見受けられます。
分解後の内部構造です。長年の使用により、元のグリスやパッドが変質している様子が見受けられます。

精密に計測した結果、VRAM(ビデオメモリ)部分には1.0mm、その他のコンデンサやコイル部分には1.5mmのサーマルパッドが使用されていると判明しました。詳細な数値をすぐにお伝えし、お客様に最適な高性能パーツを手配していただきました。

グリス再塗布とサーマルパッド交換による冷却性能の回復

お預かりした高性能なサーマルパッドとグリスを用い、組み戻し作業を実施しました。古い資材を完全に清掃し、新しいパッドをミリ単位でカットして配置しました。熱源となるチップとヒートシンクが隙間なく密着するよう、細心の注意を払ってネジ締めを調整いたしました。

作業完了後のTITAN RTX。外観の美しさはそのままに、内部の熱伝導効率が劇的に改善されました。
作業完了後のTITAN RTX。外観の美しさはそのままに、内部の熱伝導効率が劇的に改善されました。

組み立て完了後、負荷テストを実施して温度推移を検証しました。メンテナンス前と比較してピーク時の温度が大幅に低下し、安定した動作を確認いたしました。これにより、TITAN RTXが持つ本来のポテンシャルを再び安心して引き出せるようになりました。

今回の事例でかかった金額

価格

その他作業

6,600円

まとめ

今回は、グラフィックボードの動作温度上昇に伴うメンテナンス事例を紹介しました。
高性能なグラフィックボードほど、発熱による部材の劣化は避けられません。特にTITANシリーズのようなハイエンドモデルは構造が複雑であり、ご自身での分解はリスクを伴います。冷却効率の低下やファンの異音、サーマルスロットリングによる速度低下を感じた際は、ぜひデジタルドックのプロフェッショナルな技術をご活用ください。

今回紹介した事例のお店

価格は作業当時のものです。現在とは価格が異なる場合がございますので、店舗にてご確認をお願いいたします。
この事例の作業は、全国のデジタルドックにて受け付けています。
各店舗までお気軽にお問い合わせください。
デジタルドックのデジタルケアサービス

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