
パソコン修理事例 HP製ノートパソコン 電源が入らない デジタルドック甲府飯田店
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山梨県甲府市のパソコン修理店、デジタルドック甲府飯田店です。
HP製ノートパソコンの電源が入らなくなった状態から、分解清掃と放電処置により改善した事例を紹介します。
近隣エリア(甲府市・甲斐市・笛吹市など)でパソコン修理・サポートをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
電源ボタンを押しても反応せず、充電ランプも点灯しない症状
山梨県甲斐市のお客様より、HP製のノートパソコン「Pavilion Aero 13-bg0009AU」をお持ち込みいただきました。本モデルは1kgを切る軽量さが特徴のモバイルPCであり、持ち運びの利便性からビジネスや学業で広く利用されています。
ご相談内容は「電源を入れても全く起動しない」というものです。店舗にて確認したところ、ACアダプターを接続しても通電している気配がなく、起動ボタンを押しても画面に変化は見られませんでした。
分解点検と完全放電状態からの復旧作業
内部パーツの故障を視野に入れ、本体の分解点検を実施いたしました。マザーボードや各コネクタの接続状態を確認しつつ、パーツの組み直し作業を進めます。
テスターを用いて各部の電圧を測定した結果、特定のパーツに物理的な破損は認められませんでしたが、バッテリーの残量が完全に空の状態(完全放電)であることが判明しました。
適切な外部電源供給を維持しながら時間をかけて充電を試みた結果、正常にOSが起動する状況を確認しました。内部の放電処置と組み直しにより、システムが正しく電力を認識できる状態へ復旧いたしました。
充電が制限される主な原因
近年の軽量ノートパソコンは、バッテリーが0%の状態で長期間放置されると、保護機能が働いて一時的に起動を制限する設計がなされている場合があります。
一つは「起動時に必要な一時的な大電力」への対策です。完全放電状態からの充電は一時的に大きな電力を必要とするため、システムが安定した電力を確保できるまで電源投入を許可しない設定が施されています。
もう一つは「パススルー充電(バッテリーを経由して本体へ給電する仕組み)」の仕様による影響です。ACアダプターからの電力が一度バッテリーを経由してシステムに供給される仕組みの場合、バッテリーにある程度の電圧が戻るまでは起動プロセスへ移行しません。
専門知識がなくても試せる解決方法
30分の「放置充電」: 電源ボタンは押さず、ACアダプターを繋いだ状態で30分間そのままにしてください。これによりバッテリー電圧が最低起動ラインまで回復します。
放電処置: ACアダプターを抜き、電源ボタンを15秒以上長押しします。その後、再度アダプターを繋いで5分待ってから電源を入れてください。
今回の事例でかかった金額
価格 | |
|---|---|
作業基本料 | 5,980円 |
その他作業(修理) | 3,300円 |
合計 | 9,280円 |
セーフティサービス特典 技術サポートサービス値引き | -9,280円 |
支払い総額 | 0円 |
お客様はセーフティサービスに加入されていたため、料金の値引きが適用されました。サポートサービスの料金値引きや、無料での使い方相談サービスを提供するお得なサブスクリプションサービスです。
セーフティサービスは、デジタルドック及びドスパラでご加入いただけます。
まとめ
今回は、HP製ノートパソコンの電源が入らなくなった状態から、分解清掃と放電処置により改善した事例を紹介しました。
ノートパソコンが起動しない原因は、必ずしもパーツの故障だけではありません。今回のようにバッテリーの完全放電や静電気の帯電が原因で保護回路が作動しているケースも多く見受けられます。
「故障かもしれない」と諦める前に、専門知識を持つスタッフによる診断をお勧めいたします。デジタルドックでは、迅速な原因究明と適切な処置を常に心がけております。

