
パソコン修理事例 dynabook製ノートパソコン Windowsが起動しない デジタルドック宇都宮鶴田店
目次[非表示]
宇都宮市のパソコン修理店、デジタルドック宇都宮鶴田店です。
dynabook製ノートパソコンのWindows起動不良の修理事例をご紹介します。
Windowsが起動しない
宇都宮市からお持ち込みのお客様より、dynabook製ノートパソコンTシリーズの修理をご依頼いただきました。Windowsが起動しない症状でお困りでした。
検証とお客様へのご提案
検証の結果、Windowsシステムファイルの破損と、内蔵HDDの劣化が確認されました。
お客様へ検証結果をご報告し、修理内容についてご説明したところ、修理とあわせて、データの取り出しとメール設定もご希望されました。
SSDへの交換とデータ復旧、環境設定
お客様のご要望に基づき、修理作業を実施しました。
記憶装置の交換とOSの再インストール
まず、劣化していたHDDを高速で信頼性の高いSSD(512GB)に交換しました。その後、Windowsの再インストールを実施し、新しい記憶装置にOS環境を構築しました。これにより、パソコンの起動速度と全体的なパフォーマンスが向上します。SSDは、振動にも強いので持ち運びされるノートパソコンには最適です。
BitLocker解除とデータ復旧
今回の事例では、故障したHDDがBitLockerで暗号化されていました。BitLockerはWindowsのセキュリティ機能で、ロックを解除するためには48桁の回復キーが必要です。お客様にMicrosoftアカウントへログインしていただき、回復キーをご確認いただきました。
回復キーを用いてBitLockerのロックを解除した結果、HDDからデータを読み取れることを確認しました。その後、必要なユーザーデータのバックアップを行いました。
メール設定と動作確認
最後に、ご要望のあったメールアドレスの設定作業を行いました。すべての作業完了後、パソコンが正常に動作し、メールも問題なく送受信できることを確認いたしました。
今回の事例でかかった金額
価格 | |
|---|---|
技術料金 | 27,500円 |
データバックアップ(50GBまで) | 11,000円 |
メール環境設定サービス | 3,300円 |
ADT ASU650SS-512GT-R (SATA3 512GB) | 4,270円 |
合計 | 46,070円 |
まとめ
今回は、dynabook製ノートパソコンのWindows起動不良の修理事例をご紹介しました。Windowsのシステム破損とHDDの劣化という複合的な問題が発生していました。SSD交換に加え、BitLockerがかかった状態からのデータ復旧、さらにメール環境設定まで実施いたしました。
パソコンの起動不良やデータ関連のお困り事は、ぜひデジタルドックへご相談ください。

