
DELL(デル)ノートパソコン ファームウェアアップデートが終わらない 修理事例 宇都宮鶴田店
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宇都宮のパソコン修理店、デジタルドック宇都宮鶴田店です。
今回は、DELL(デル)製ノートパソコン Inspironの修理事例をご紹介します。
Windowsアップデート後ファームウェアアップデートが終わらず起動しない
宇都宮市からご来店のお客様より、DELL製ノートパソコンInspironをお預かりいたしました。「 Windowsアップデートを実行したところ、 自動的にファームウェアアップデートが始まり終わらない」とのことでした。ご自身で数回再起動をお試しされたものの改善せず、当店にご相談くださいました。
ファームウェアアップデートのループを解消し、最新版へ更新
電源を入れるとファームウェアアップデートの画面が繰り返し表示され、操作できない状態でした。
症状について調査した結果、Windowsアップデートの過程でファームウェア更新が実行され、何らかの原因で失敗した際におこる同様の事例がありました。この情報を基に、当店では以下の手順で修理を行いました。
- リアルタイムクロック(RTC)リセットの実施 (DELLサポートより引用)
まず、ファームウェアアップデートのループを停止させるために、RTCリセットを行いました。これは、パソコン内部の一時的な設定情報を初期化する作業です。
1. コンピューターの電源を切ります。
2. ACアダプターをコンピューターに接続します。
3. 電源ランプが3回点滅するまで、電源ボタンを押し続けます(約30~35秒)。
4. 電源ボタンを放します。
5. 電源ボタンを放すと、RTCリセットが完了します。
この手順により、ファームウェアアップデートのループから脱することができました。 - USBメモリを使用したファームウェアの最新版への更新
再発防止として、メーカーサポートページから最新のファームウェアファイルをダウンロードし、手順に沿って更新いたしました。
今回の事例でかかった金額
価格 |
|
|---|---|
基本診断料 |
5,980円 |
BIOS/UEFIアップデートと設定 |
3,300円 |
合計 |
9,280円 |
まとめ
今回の事例では、ファームウェアアップデートに失敗し起動しなくなったDELL製ノートパソコンの修理を行いました。リアルタイムクロックリセットとUSBメモリを用いたファームウェア更新で、正常な状態に戻すことができました。Windowsアップデートやファームウェアに関するトラブルでお困りの際は、お気軽にデジタルドックにご来店ください。専門スタッフが丁寧に対応いたします。

