
自作ゲーミングパソコン 修理 ROG ロゴで固まる 【修理事例】
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佐賀のパソコン修理店、デジタルドック佐賀南部バイパス店です。佐賀市のお客様より、自作ゲーミングパソコンの修理のご依頼をいただきました。Republic of Gamers のロゴで固まって起動しないという事例をご紹介します。
電源を入れるとロゴで固まる
佐賀市にお住まいの個人のお客様より、自作のゲーミングパソコンの修理のご依頼をいただきました。お客様によると、電源を入れると Republic of Gamers のロゴが表示されたまま固まってしまい、Windows が起動しないとのことでした。何度か再起動を試みても同じ症状が続くため、当店にご相談いただきました。
マザーボードのピン折れとケース内の状態
まず、お客様のパソコンをお預かりし、詳細な診断を行いました。電源を入れると、確かに Republic of Gamers のロゴで画面がフリーズしてしまいます。詳細な検査を行うために、パソコン内部を確認したところ、マザーボードのピン折れが確認されました。また、パソコンケース内には埃の堆積が見られ、マザーボードの固定ネジが不足し固定が不十分な状態でした。
検査用マザーボードを用いて症状の改善が見られるか確認したところ、Windows が起動し、正常に動作することが確認できました。このことから、マザーボードのピン折れが起動不良の原因であると特定しました。
お客様に状況をお伝えしたところ、マザーボードの交換修理をご希望されました。お客様の CPU に対応するマザーボードは既に販売終了となっており、現行品への交換が必要となることをご説明いたしました。また、マザーボードの交換に伴い、CPU と CPU クーラーの交換、および Windows の再インストールが必要になることもご説明いたしました。さらに、パソコンケース内の清掃と、不足していた固定ネジの取り付けもご提案いたしました。
お客様はこれらの説明にご納得され、修理をご依頼いただきました。
故障したマザーボードの取り外し、清掃、パーツ交換、ネジ止め
お客様から修理のご依頼をいただいた後、早速作業に取り掛かりました。まず、故障したマザーボードを取り外し、パソコンケース内に堆積していた埃を丁寧に清掃しました。次に、新しいマザーボード、CPU、CPU クーラーを取り付けし、不足していた固定ネジも取り付けました。今回は、ASUS PRIME B760-PLUS D4、INTEL Core i5 12400 BOX、DEEPCOOL LD240 を使用しました。
その後、Windows 11 Home を再インストールし、各種ドライバーをインストールしました。最後に、負荷テストなどの検証作業を行い、パソコンが正常に動作することを確認しました。
今回の事例でかかった金額
価格 |
|
---|---|
技術料金 |
27,500円 |
パソコンクリーニング基本清掃コース |
4,000円 |
交換用マザーボード ASUS PRIME B760-PLUS D4 |
13,200円 |
交換用CPU INTEL Core i5 12400 BOX |
22,880円 |
MS Windows 11 HOME 日本語パッケージ版 |
16,380円 |
CPUクーラー DEEPCOOL LD240 |
12,800円 |
AINEX PB-023B(インチネジ) |
240円 |
合計 |
97,000円 |
まとめ
今回は、自作ゲーミングパソコンの Republic of Gamers のロゴで固まって起動しないというトラブルを修理いたしました。原因はマザーボードのピン折れであり、マザーボード、CPU、CPU クーラーの交換と Windows の再インストールを行うことで復旧いたしました。パソコンの故障原因は様々ですが、今回の事例のように、パーツの故障が原因であることも多いです。パソコンの故障でお困りの際は、ぜひ当店にご相談ください。