マウスコンピューター G-Tune メモリ交換後に起動しない【修理事例】

佐賀市のパソコン修理店、デジタルドック佐賀南部バイパス店です。今回は、マウスコンピューター製ゲーミングPC G-Tuneの修理事例をご紹介します。

お客様のご依頼内容

お客様は佐賀市からお越しで、メモリをアップグレードしようと入れ替えたところ、パソコンが起動しなくなったとのことでした。元のメモリに戻しても症状は変わらず、起動しない状態が続いているとのことでご相談いただきました。なお、メモリは併設のドスパラ佐賀南部バイパス店でご購入されており、初期不良期間内でした。

当店の作業内容

まず、通電チェックを行い、電源は入るものの映像が出力されない状態を確認しました。

次に、メモリを検証環境でテストしたところ、以前使用していたメモリと新規に購入されたメモリのそれぞれ2枚組のうち、1枚が故障していることが判明しました。新規購入されたメモリについては、初期不良期間内であったため、併設のドスパラ佐賀南部バイパス店で交換手続きを行いました。

さらに、お使いのマザーボードに検査用パーツを搭載して確認したところ、同様の症状が見られたため、マザーボードも故障していると判断しました。

また、申告された症状とは別に、SSDの性能劣化も確認されました。

これらの結果から、マザーボード、メモリ、SSDの交換が必要であり、マザーボードの変更による大幅なハードウェアの変更が加わるため、Windowsの再インストールを提案いたしました。

マザーボードについては、現在入手可能なものに変更することで、以前のものからいくつか機能が制限されることをご説明しました。特に、交換用マザーボードのUSB3.0用ピンヘッダーが少なく、ケース上部にあるUSB3.0ポート4つのうち、2箇所が使えなくなる可能性がありました。そのため、USB2.0用ピンヘッダー変換アダプタを使用して代用する方法をご提案しました。

OSのインストールについては、お客様ご自身で行われるとのことで、当店では組み換え作業を実施いたしました。組み換え後、動作検証を行い、正常に動作することを確認してお渡ししました。

今回の事例でかかった金額

お客様はセーフティサービスに加入されていたため、料金の値引きが適用されました。セーフティサービスは、サポートサービスの料金値引きや、無料での使い方相談サービスを提供するお得なサブスクリプションサービスです。

セーフティサービスは、デジタルドック及びドスパラでご加入いただけます。

まとめ

今回のケースでは、メモリ交換による不具合から始まり、メモリだけでなくマザーボードやSSDにも問題があることが判明しました。適切な部品交換と組み換え作業を行うことで、無事にパソコンを復旧させることができました。メモリの初期不良交換も迅速に対応し、お客様のご負担を最小限に抑えることができました。パソコンの修理やアップグレードでお困りの際は、ぜひ当店にご相談ください。

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