自作パソコン修理 CPUクーラー交換とメモリアップグレード【修理事例】

座間のパソコン修理店、デジタルドック座間相武台店です。今回は、大和市からお持ち込みいただいた自作パソコンの修理事例をご紹介します。お客様からは「画面が表示されない」という症状のご相談を受けました。

画面が表示されない症状の原因

お預かりしたパソコンは、通電はするものの、CPUクーラーが一瞬だけ回転し、その後停止する状態でした。内部を確認したところ、マザーボード側の主電源ケーブルが抜けかけていることが判明しました。ケーブルを差し直すと、パソコンは正常に起動し、画面も表示されました。

しかし、検査中に再度CPUクーラーの動作が停止し、パソコンがフリーズして画面が暗転する現象が発生しました。検証用のクーラーを使用したところ、同様の症状は見られなかったため、CPUクーラーの故障と判断しました。

修理とアップグレードの内容

お客様に状況をご説明し、CPUクーラーの交換修理をご提案しました。併せて、メモリの構成が4GBと8GBの組み合わせで、性能を十分に発揮できていないことを確認しました。また、Cドライブの空き容量が少ないことも判明しました。これらの点を踏まえ、メモリのアップグレードとストレージの最適化をご提案し、ご同意いただきました。

具体的には、CPUクーラーを「Scythe 虎徹 MARK3」に交換し、メモリを「ドスパラセレクト DDR4 PC4-25600 16GB×2」にアップグレードしました。さらに、Cドライブの空き容量が少ないことについては、今後のWindowsアップデート時にトラブルの原因となる可能性があるため、空き容量に余裕があるDドライブへのデータ移動をおすすめしました。

これらの作業により、パソコンは正常に動作し、性能も向上しました。

今回の事例でかかった金額

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まとめ

今回の修理では、電源ケーブルの接続不良とCPUクーラーの故障が主な原因でした。また、メモリの構成やストレージの空き容量もパフォーマンスに影響を与えていました。適切な部品交換とアップグレードにより、パソコンの安定性と性能が向上しました。自作パソコンをご利用の方で、同様の症状やお悩みがございましたら、ぜひ当店にご相談ください。

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